歯周病には痛みなどの自覚症状が無いため、気付いたときにはすでに手遅れとなっていることが多く、最終的に歯を失ってしまう恐ろしい病気です。特に日本は「歯周病大国」といわれており35歳以上の8割が歯周病といわれています。

歯周病が進行した場合、歯ぐきを切開し、深い歯周ポケット内部の清掃や破壊された骨・歯肉のかたちを改善、再発予防のために歯肉の改善を行います。しかし、歯肉の奥まで炎症が進行し破損が著しい時は歯周外科手術を行います。この手術の際に、当院ではエムドゲイン、イージーグラフト、GTRなどの歯周組織再生誘導材料（失われた歯槽骨を再生させる材料）を使用する事もあります。

薬で治す歯周病治療には４つの大きなポイントがあります。

位相差顕微鏡での菌の確認
細菌の除去薬剤の内服
カビの除去薬剤あるいはカビとり歯磨き剤での歯磨き
除菌後の歯石とり

位相差顕微鏡で確認することで今現在の菌の状態が確認でき、 歯周病になりやすいかどうか、今はどういう状態なのか、これからどうなっていくのかがわかってきます。
当院では、映し出された動画像を拡大表示し、治療効果をよりわかりやすく説明させて頂きます。
※詳細はお問い合わせください。